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いろいろな段階
修道召命の識別:「会いに行く」
-本当の自分でいること- それは勇気のいることです。
神さまがいろいろな形で自分に話しかけているのを認めるの
は勇気のいることです。勇気を出して、修道生活を知る第一
歩を踏み出しましょう。この段階では、一つまたは幾つかの
共同体のシスターとの関わり・訪問・質問・継続的な連絡な
どによって、自分の修道生活への関心が本当に深まりつつあ
るかどうかを確かめます。まさに自分の本当の道を「さがす
人」になります。そして自分が次の段階を希望していること
が確認できたら、「神さまは本当に自分に修道生活を望まれ
ているのだろうか?」という唯一の問いに答えるために、共
同体生活の体験を希望することが出来ます。
志願期: 「来て、志願者として共に生活する」
共同体生活の体験を希望するということは、シスターをよく
知り、シスターとしての生き方をよく知りたいということで
す。この段階では、志願者として日々の生活をシスターたち
と分かち合いながら、自分を豊かにし、共同体生活・祈りの
生活・真の自由への教育の仕事に参加します。暖かな共同体
に支えられながら、信仰と価値観を生きることが出来る自分
を発見していきます。
修練期:「来て、深める」
修道生活をとおして神さまをもっと知りたいと望む方は、次
の段階、すなわち二年間の修練期を希望することが出来ま
す。この段階では修練者は「シスター(修道女)」として養
成担当者の指示のもとで祈りと勉強を続けます。そして養成
担当者の助けを受けながら神さまが自分に望まれることを識
別します。
修道誓願:「来て、自由になる」
修練期のいろいろな霊的な、また使徒的活動の経験を終える
と、修道生活の継続を決定することが出来ます。この段階で
は、修道誓願宣立を正式に希望し、神さまが自分の生活の中
心であること、誓願による修道生活が自分の生き方であるこ
とを確かめます。
- 清貧の誓願によって、簡素な生活を送り、貧しい人々
の必要に応える生き方を選択します。
- 貞潔の誓願によって、何よりも神さまを愛すこと、す
べての人々への愛のために献身することを受入れま
す。
- 従順の誓願によって、神さまのご意志を識別するため
に共同体と対話をしていくことを受入れます。
誓願宣立後も識別は続きます。誓願後7年間は指導者の同伴
と助けによって自分の生活における神さまのご意志を認識し
ます。そして神の民の仕事に献身するために自分の内に在る
自由を深めます。
このように修道生活への道にはいろいろな段階があります。
誰もが唯一無二の存在であるように、一人ひとりのシスター
にそれぞれの物語があります。いろいろな旅のかたちがあり
ます。勇気を出し、探検し、旅することを選びましょう。
燭台の上のともし火
ともし火をともして、それを器で覆い隠したり、
寝台の下に置いたりする人はいない。
はいって来る人に光が見えるように、燭台の上に置く。
ルカ8:16
あなたの光を輝かせましょう!
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関連項目
CND召命ものがたり
召命物語ーインタビュー編
私たちは毎日の生活を喜び祝います・・・
神を愛する熱い心
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